家電批評 monoqlo


家電批評 monoqlo VOL.4

最近友達と話してて、「読み応えあったよね」と一致した一冊。

過去から現代までの家電の総ざらいなんんですが、独特の視点が面白かった。
82年製エアコン「TOSHIBA RAS-225PKHV」とか普通のガジェット雑誌は載せないし…
かといってガジェットマニア向けの胡散臭さもそんなになく、良いバランス。

先日、このムックの審査員を務める方とお酒を飲む機会があったのですが、
決して珍しいガジェットを持ってらっしゃるわけではありませんでした。
ただ、皆と同じ機器を持っていても使い方が皆と違う。
特化した機能を活かすコンテンツ使い。

ガジェットに限らず、最近は本当に「What」よりも「How」が大切だなと思います。

「何の音楽を聴いているか」ではなく「何の音楽をどのように聴いているか」
「何を食べたか」ではなく「何をどのように食べたか」
「何の機器を持っているか」ではなく「何の機器ををどのように使用しているか」

その機器が全くの最新ではなくとも、そこに個人特化した「How」があるならば、
その感覚こそがモノの楽しみ。

このムックはあくまで「How」の楽しさを大切にして編集されている印象でした。
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