仕事先でとある方からリンゴを頂いた。
東京で果物を手渡しで頂くという体験はなんだか不思議。
あたたかい気持ちになった。
パッケージングされていないものを人にあげるってとても稀で素敵なことだと思う。
ブランドロゴの入った包装紙にパリッと包まれ、「プレゼントです」といわんばかりの贈物もそれはそれで品があるけれど、丸裸で何気なく手渡されるものこそ嬉しかったりする。
僕は漁師や農家のひとが近所にふるまう採れたての食材とか大好きなので、田舎向きの人間なのかな。
その食べもの自体が素朴で美味しいと思うだけでなく、あたりまえな生活の中に行き来する物々交換的な交流が好きなのかもしれない。
地方から送ってもらった“農家のお米”
最初食べさせてもらったときに今までにない良い香りがした。
尋ねると、知り合いの農家の人が作っていると聞いたからお願いして送ってもらった。
美味しい米って、ほんとにご飯だけで何杯もいけるんですよね。
なんて贅沢なことだろう。