画家と庭師とカンパーニュ



都会で家族との生活に疲れ、生まれ故郷に戻ってきた画家のキャンバス。
荒れ果てた庭の手入れに来てくれたのは、かつての幼なじみであるジャルダンだった。
2人は自分たちの人生を語り合いながら、仕事に生きがいを見いだし、幸せで穏やかな日々を過ごすが…


素晴らしい映画でした。
草木の穏やかな成長、奥さんとの毎年同じルートでの旅行、慎ましやかな幸せを育むジャルダンの人生観がとても魅力的。




劇中で流れるモーツァルトクラリネット協奏曲(第二楽章)、これはモーツァルトが自分の死期を悟って書いた曲なんですよね。
なのに、どうしてこんなに穏やかな曲なのか…



その答えのひとつがこの映画の中にあるような気がします。

現在は渋谷Bunkamura ル・シネマの単館上映ですが、毎日行列のようですね。
DVD
のリリースはいつでしょうか。