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動物の骨格を機能的かつ装置的に捉えた作品集。
写真家の湯沢英治さんは、シュールレアリスムをテーマにした個展も開催されているそうで、この作品集にもその感覚がよく表れていると思います。
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こちらも透過系アートブックとしてご紹介。
Nick Veaseyの「X-RAY」、服やガジェット、果てはダンプカーまで、身の周りのあらゆるものをレントゲン写真で撮影したもの。
動的なものさえも、静的に写し出すこの感覚が実にクール。
最近のロックTシャツ?によくみるラインストーンのドクロモチーフより、こういった感覚の方がよほど危なく、先鋭的に感じます。