山崎豊子『運命の人』



沖縄返還にまつわる政府の機密文書を入手した新聞記者と、ニュースソースの女性秘書が逮捕された「外務省機密漏洩事件」に材をとり、ひとりの男の挫折と再生のドラマとして再構築。国家権力に完膚なきまでに叩きのめされ、職も、家族も、誇りも失った男が辿り着いたところは――。

2005年から文芸春秋にて連載されていた『運命の人』。
いよいよ発売になりました。
これ、沖縄協定返還を巡る“西山事件”がモデルですね。