人類が消えた世界



人類が消えた世界 アラン・ワイズマン(著)


TIME誌が選ぶ2007年ベストノンフィクション第1位!

いま人類が忽然と姿を消したら、世界各地ではいったい何が起こるのか。
住人を失ったあなたの家は、その時点から腐りはじめ、100年後には煙突のレンガなどを除く屋根や壁のほとんどは崩れ落ちるだろう。
高層ビルを擁する大都市もまた、地下への浸水から崩壊し長くはもたない。
人類なきあとにはどんな動物たちが地上を闊歩するのか。
イヌはもはや人間なくしては生きられないが、ネコは小動物を狩りながら自由を満喫するだろう。
アフリカで人間の後釜に座るのはヒヒかもしれない。
人間が残したいと思う文化的生産物は、銅像などを除けば、ほとんどが数万年のうちに跡形もなく消え去るが、プラスティック粒子、放射性物質などはその後も地球の環境に大きな影響を及ぼし続けるだろう。
また、テレビ番組の電波は宇宙空間を永遠にさまよい続け、どこかの生命体の退屈を紛らせるかもしれない……。

アフター・マンのような内容でしょうか。
なんかこういったフューチャーサイエンス本と出会う度に思うのですが、どこかのゲームソフトメーカーが作品を参考にしたタイアップ企画をしたら面白いのに…と思います。