牢獄の歌声


トロピカリア
~国粋主義、保守派、マンネリズム…停滞する60年代ブラジル音楽界を席巻した反逆児たち。
1960年代半ばのブラジル音楽界は国粋主義的政治色に支配され、過剰なまでの保守化やマンネリ化が進んでいました。
カエターノらトロピカリスタ(トロピカリア主義者)たちは、保守派の忌み嫌うエレキギターを引っさげ、奇抜な衣装と度肝を抜くパフォーマンス、そしてアイロニーに満ちた現実主義的な歌詞で自らの音楽的主張を訴えました。
本書は、まるで真夏のスコールのように、保守的な風潮を水浸しにし、既成の音楽シーンをひと時(トロピカリア運動が実質的に機能したのは1967年の10月から1968年の12月まで)消滅させた文化・芸術運動をミュージシャンたちのエピソードで綴った「60s・ブラジリアン・ミュージック」の手引き書~


こんなストライクな本がでてたんですね、さっそく読まなければ。
一目瞭然、表紙は下のレコードから。


今でも時々聴いてるんですが、やっぱりカッコイイ・・・