Helvetica ヘルベチカ ~世界を魅了する書体~ DVD
1957年、スイスの小さな工房で“スイス書体”を意味する「ヘルベチカ」というひとつの活字が生まれた。
それから50年、ヘルベチカは誰にとっても身近なものになった。
ヘルベチカは、地下鉄で行くべきホームを案内し、朝刊の広告の中で投資を売り込み、休日の旅行に誘っている。
テレビで最新ニュースを届け、職場のドアは「押す」のか「引く」のかを知らせている・・・。
何百万もの人々が毎日ヘルベチカを目にし、使用しているのは「なぜ」なのか?
そして、それが広く普及したことによる影響は?
我々は、日々の生活の中で、書体とどのように接しているのか?
テクノロジーは書体やグラフィックデザインに影響を与えるのだろうか?
そして、我々は書体をどのように消費しているのだろうか?
グラフィックデザインと書体についての優れたドキュメンタリーフィルムが誕生した!
evian、BMW、TOYOTA、Nestle、MUJI 無印良品、THE NORTH FACE、FENDI etc....
これらの企業ロゴをはじめ、身の周りにある様々なロゴは「Helvetica」という書体からできています。
最近でいうと、雑誌Numeroなんかもそうですね。
このヘルベチカ誕生の経緯から、世界中への普及、現在までを撮ったドキュメンタリー。
とても面白い内容でした。
ヘルベチカのニュートラルな魅力を考えたときに、やはり対極にあるStephen Sprouseをはじめとした有機的な書体についても考えさせられます。
どちらもとても好きなんですが…