面白そうだったので買ってみました。
読んでいると、著者の方の人物像が気になり、背表紙をめくると、年齢近く、同郷、学校も同じ。
もしかしたら知り合いの知り合いとかかもしれませんね。
登場する町の風景や場所、自動的に「もしかしてあそこのゲーセン?」という風に、
小説ながら既に映画をみているような気分に。
そして、女の子にウータン・クランを熱弁している人物まで目に浮かんでくるようです(笑)
内容、ナナメにマッスグ、帯にもありましたが“地方ガール”小説。
地方独特のカオスな感じが女性視点で沸々と描かれている。
この著者の方の強烈な客観的な視点を、地方の女の子達が手にしたら、面白いかも。
これの男性版、誰か書かないかな。
タイトルは「ここは退屈迎えにいきます」で(笑)