「また再建しましょう」

今回の地震、いろいろなことを考えさせられました。

まず、地震直後からはじまったTwitterの状況。
個人から個人へとつながれていく安全のための情報、個人や企業の英断の連鎖には「世の中捨てたもんじゃないな」と感服させられました。
人のもつ知恵や想像力、人の痛みを和らげたい、守りたい、そのために何かしようというパワーは絶大に感じました。

ただ、その大きな流れが動きはじめると、その流れにのる意思をわかりやすく提示しない個人や企業が攻撃されはじめたのは非常に残念に感じました。

「困っている人たちがたくさんいるのに、あなたは何を楽しんでいるんだ」
「こんなときに不謹慎な…」などなど。

それは善意のようでいて、集団心理特有のとても危険な思考だと思います。

本当に優しい人は、自分が自分の正義で行動していることに対し、人に同等の精神や行動を強要しないと思います。

また、本当に未来を大切にする人は、表面的な自粛にも徹しないと思います。

自粛したくなるほどの配慮心を持ちながらも、自分の立場や環境を理解し、日常通りの生活を営む勇気を持っていたいものです。




この笑顔、言葉に元気をもらった人も多いのではないでしょうか。
とてもカッコイイおじいちゃん。

そして、今大変な思いをされている、あらゆる立場の方々に、少しでも安息が訪れますように。