松本サリン事件から15年

今、ちょうどテレビを見ていたんですが、犯人と呼ばれた人がいましたよね。
その人の奥さんはサリンの被害を受けたまま、去年亡くなられたそうで。
で、テレビで取り上げていたのは、その旦那さんが、現在オウムの元幹部と一緒に釣りをしたり、友人関係であるという点だったんです。
当然目を疑ったわけで、普通は被害者は加害者に対して憎悪の感情を抱くと思うんですよ。
でも、この旦那さんはその被害者と酒を交わしながら、談笑している。

そして、この事件における加害者は、サリンを撒いたオウムでもあり、自分を犯人として取り上げた警察・マスメディアであったんだから、今、その警察やメディアとつきあっている以上、オウム元幹部ともつきあうんだと…

「憎むor憎まない」という感情の分別ではなくて、きっとこの人自身の中での「好し」の思考を生み出したんですよね。
これはもうこの人以外の誰も口のだせない範疇というか…

いろんな意味で衝撃でした…