ハサミ男 殊能 将之(著)
美少女連続殺人鬼。死体の首には鋭く光るハサミが一丁。
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。
3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。
自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。今年読んだ単行本の中でも、すごく面白かった一冊。
冷めた文章なのに劇的。
僕は大胆なトリックにまんまとはまっていて、こんなスペクタクルが現実に存在しそうで怖くなりました。
これは11月に発売されるDVD。
映像化の難しいトリック、どう表現されているのか楽しみです